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6月12日、昇級昇段審査会

ニュース

6月12日は極真会館横浜東支部の夏季審査会でした。今回は春に予定していてコロナの影響で延期となっていた昇段審査も行われました。
鶴見西道場からは34名の道場生と北村伸吾一級が審査会に挑戦しました。
久しぶりの支部合同審査会でしたので人数が多く3回に分けて行っても満タン状態での審査会となりました。


今回の審査会の目玉はやはり10人組み手です。
昇段審査の最後に、黒帯や茶帯の中から10人選抜され1分間の組手を10回行います。
伸吾一級は一般ですので、グローブは着けません、素手です。
足のサポーターは怪我を考慮して着けて行います。
1人目から掛かり手は容赦なく技を出して行きます。
キツくなってくるのが5人目あたりからでしょうか?息は上がり、足は痛くなり始め、胸は突かれて真っ赤になってきています。


審査を受審した後輩やワザワザ応援に来てくれた子供達、その保護者達の応援もヒートアップして来ました。

見ていて思ったのですが、応援の声や拍手が大きくなると伸吾が反応し身体が動きます。応援の力て凄いなあと思いました。

今、相手と闘っているのですが、本当は10人組み手とは自分との闘いなのです。苦しくて痛くて身体が動かない、それでも諦めない。みんなの応援、期待を裏切らない。極限の状態で何処まで出来るか?

大げさかとお思いでしょうが、こればっかりは体験した人にしか分かりません。

いよいよ9人目、兄のリュウジです。

もうこの頃にはおそらく立ってるのがやっとの状態だと思います。リュウジも手を抜く事なく少しはダメージを減らしつつも攻撃を仕掛けて来ます。兄が身体で教えてくれます。ちょっぴり愛情を感じる事ができました。

いよいよ10人目ラストです。

竹田4級の少し緊張した声で『10人目、北村伸宏!』私の番です。

私の役目は伸吾を倒す訳では無く、体力、精神が限界寸前の中、全ての気力体力を出させ尽くす事です。

『生かさず殺さず?』ちょっと違いますが

なるべく圧力をかけ、手数を少なめにし反撃を避けずに貰う、繰り返し行いました。自分より20キロ近く重い人から前に出て圧力をかけられるだけでも相当なプレッシャーになります。

伸吾はそのプレッシャーにも打ち勝ち声援に応えて無事完遂する事ができました。

みんなの応援が無ければ、こんな素晴らしい10人組み手はできなかったと思います。

ありがとうございました。

最後に師範より黒帯を締めていただき、北村伸吾初段の誕生です。

これから、空手家北村伸吾が初まります。

今までは空手を教わって来ましたが、これからは自分で精進しなければなりません。また、伝承も義務になります。

応援してあげて下さい。

そしておつかれ様でした。押忍!

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