今日は幼年部、少年部の稽古(1時間半)の内容を解説したいと思います。
子供達が稽古開始20分前から、続々と道場に集まってきます。
まず道場に入る前に神前に挨拶、それから先生先輩に挨拶をしてから、ストレッチなど準備をします。
さて、時間になりました。
『整列!』先輩の号令で整列します。
●極真準備体操が始まります。
いよいよ稽古開始です。
正座をして『黙想!総裁、館長に礼』、『これから本日の稽古を始めます!』先輩の掛け声で稽古がはじまります。
まずは、●基本稽古です。
基本稽古は、その場で移動しないで稽古します。
突き、受け、手刀、足技を反復する事によって、空手の正確な動きを身に付け、癖を取り除き、可動域を広げます。
次は●移動稽古です。
今度は基本の動きを、移動しながら稽古します。
空手の立ち方(前屈立ち、後屈立ち、騎馬立ち、組手立ち)で移動するので足腰の鍛錬になり、先輩の号令で移動するので反応も良くなります。
次は●型稽古です。
型は沢山ありますが、簡単な型から一つずつ時間を掛けて覚えていきます。また型は審査項目ですので、自分の帯色の形を、稽古、習得します。
型を稽古する事によって、組手の時の無駄な動きやバランスの取り方タイミングなどが向上します。組手が美しくなります。
いよいよ●組手(スパーリング)です。
極真カラテはフルコンタクト空手ですので、組手は必修です。
実際に相手にコンタクトする事によって、相手の痛み、相手の気持ちが分かるようになります。
始めたばかりの子供は慣れるまでは見学しています。
次は、●補強です。
空手に必要な筋力を日々の稽古で付けていきます。腕立て、腹筋、スクワットなど、楽しい補強も考えながらやってます。
『整列』『服装直して下さい!』『押忍失礼します』などなど最後締めて終わりです。
『先生先輩にありがとうございました!お互いにありがとうございました!』
稽古終了です。
最後にみんなで掃除をします。
帯上の子がホウキとバケツ、みんなて雑巾掛けをし、片付けて終わりです。
『押忍!ありがとうございました!』
と言って帰って行きます。
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