12月3日、日曜日は横浜東支部の昇段審査でした。
今回は自分も12年ぶりになる審査会への挑戦です。
まず審査は補強から始まります。
私は壮年ですので50回、問題無くできる回数です。
それから、基本、移動、型と進んでいきます。
今回は昇級昇段審査でしたので、昇級者が6名、昇段者が2名の審査会です。
移動は昇段者2名が、白帯から茶帯までの昇級者と一緒に各移動を行いました。これが右足に爆弾を抱えてる私にとっては厳しい移動審査となりました。
いよいよ型審査です。
「臥龍」「撃砕その2」「バッサイ」
撃砕その2の時、なぜか間違えてしまいそのまま誤魔化して終わらせたのですが、バレてましたか?
恐らく気付いた人は少なかったと思います。
皆んな知らない型なので!ホッ
12時位から、組手の相手をしてくれる人達が続々と来てくれてます。
支部の黒帯、色帯、他支部の友人達が来てくれました。
20人組手の始まりです。
連続組手、昇段審査のメインになります。
初段は10人、2段は20人、一分間の組手を連続で行います。元気な相手が次から次へとかかってきます。前にも書きましたが、体験した人にしか分からない、自分との格闘があります。また極真黒帯の強さプライドを見せなければなりません。
見てる人達を納得させる、認めてもらう事が連続組手にとって一番の目的です。
自分が1番気にしてる事が、「あれで黒帯?あんなんで2段になれるの?大した事無いな!」とは絶対に思われたく無いと言う気持ちで挑みました。
数ヶ月前、昇段審査が決まって親しい仲間達に報告した所、一茂さんが「掛かり手として行くよ!」と言ってくれました。物凄く忙しい人なので半信半疑で話を進めてきましたが、審査日が近くなるに連れて現実となってきて、今日の日を迎える事が出来ました。20人組手の最中も応援を先陣切って声を掛けてくれて、頑張る事が出来ました。
ハッキリと覚えてるのが、10人目過ぎたあたりから体力が消耗してきました。キツイ、疲れた、最後まで待つかな?と心の中で格闘してる所に、彼が『北村さん、乗ってきたよ!調子が出で来た!いいよ!』と?
イヤイヤ「苦しくなってきた所です」
さすが一茂さん、そこを考えて言ってくれたのか?
それとも?キャラなのか?分かりませんが、そこが彼の良い所です。もしかしてお父さんに似てるのかも?
ありがとうございます。
そんな事を頭の片隅で考えながら組手をしてるとあっという間に、ラストの隆士!
思い出しました。審査前に隆士と話をしてた時、「審査後何かあるの?試合とか?イベント?」は
自分は別に何も無いよ!とだけ言ってその事は忘れてました。
ラスト隆士の番です。自分は19人組手をしてヘロヘロ立ってるだけでも一杯一杯の状態です。
初め!
鋭い突き刺さるローキック!素早いコンビネーション!
これが20人目のする事か?と思いながら反応しました。
隆士の作戦通りです。
まんまとハマり、ヘロヘロ状態ですが何とか組手を最後まで出来ました。
終了です。
皆んなの応援声援で最後までやり抜く事が出来ました。ありがとうございました。
組手の内容はまずまずだったのですが、反省点もあります。
それは、技アリはソコソコ取れたのですが、1回技アリを取っただけで満足し、2本目まで取りに行ってなかった事です。技アリを取るにはタイミングとスピードが必要になります。連続組手のテクニックとして思えばそれまでですが、極真は相手を倒す組手でなければなりません。スタミナが切れるのを恐れて2本目を取りに行か無かった、行けなかった自分に悔いが残ります。
もし次があるとしたら、もっとたくさん一本!を取れる組手で挑みたいと思います。
お疲れ様でした。
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