2024型関東大会セミコン大会

昨日、3月17日日曜日は埼玉県熊谷市の熊谷ドームにて、型及びセミコンの関東大会が開催されました。

自分も審判として大会に参加させて頂きました。
セミコンの審判は初めてでしたので、とても勉強になりました。ルールなど知らない事だらけで恥ずかしい思いもしましたが、今後道場へ持ち帰り指導に活かしたいと改めて思いました。
指導もマンネリ化してしまう為この様な大会で、刺激を貰うととても勉強になります。

午前中の型の試合で特に目立っていたのが、小さな子供と、4.50代の中年と言ったら失礼ですが男女の方々が特に目立っていました。

幼稚園か一年生くらいの小さな子供達がしっかりと型をやっています。立ち方、挨拶、歩き方を見るとどの位出来るか大体わかります。

試合中以外で会場での雰囲気、態度、保護者達も含めてよく見てみると興味深いものが沢山ありました。

今回驚いたのが、親子で型試合に参加しているカップルがたくさん居ました。お母さんと娘orお父さんと息子のペアが道着にゼッセンを付けてお互い応援し合い、一緒にウロウロと歩いてたり、親子で先生からアドバイスを貰っている姿をたくさん見かけました。
また、入賞して一緒に写真を撮ってる姿などちょっぴり感動を貰いました。

その点、型は組手と違いちょっとしたスペースがあれば1人でも親子でも稽古ができます。
なかなか道場で一緒に稽古は出来ないと思います。
家の中でスペースを作り、ビデオなどを取りながら稽古してるのでしょうか？

親子でライバル、親子で一緒に大会へ参加できる、お互いの気持ちが分かり合える、素晴らしい事です。結果が出て喜んでる姿がとても印象に残りました。

そこが空手型の良いところだと思います。
誰でも、何処でも、誰とでもできるので、

今回は、中年の方々が型試合にたくさん参加されたのは驚きでした。
自分より遥か上の方や、女性の方々もです。
みんな上手いし綺麗でした。
何が綺麗だったかと言うと、型はもちろんのこと、「姿勢」です。試合中は当然ですが立ってる時、座ってる時、歩いてる時の姿勢までが完璧でした。
型を稽古すると体幹が強くなります。
意識しなくても自然に姿勢が良くなる、良い姿勢が楽になります。


セミコンの方では顔面への上段付き（寸止め）が有効ですので、とても間合いが重要になります。力は必要ありません。タイミングとあとスピードがとても大切になります。
審判も大変でした。何しろ早いので！

お疲れ様でした。
また大会関係者の皆様ありがとうございました。
とてもよい大会で大変刺激になりました。
これからの指導に活かしたいと思います。